my posture☆

さかのぼって先週土曜日。
金谷の夢づくり会館のホールにて、
絵本作家の「サトシン」さんの講演会がありました。

私は、島田市家庭教育推進グループに参加しているので、
スタッフとしてお昼前から会場入りしていました。
ホールの椅子並べや、受付で配布の資料などの袋詰めなどをし、
講演中は記録係として、紙にせっせとお話の内容を書き留めていました。

恥ずかしながら、私、サトシンさんこと、さとうしんさんのことを存じ上げませんでしたm(__)m
でも、ＮＨＫ教育の番組「みいつけた」の中に出てくる、「おてて絵本」は、当然よく知っていました！
うちの下の娘も、テレビを見てはよくやっていたので。
そのおてて絵本が、サトシンさんのアイデアなのですね！！すご~い人だ！

サトシンさんの代表絵本と言えば、「うんこ！」です。
講演の中でも、サトシンさんの絵本を自ら朗読してくださいましたが、
そのほぼ全部が、とにかく「笑える」ものばかりでした。
単純におもしろい！
何かを学ぶとか、何か感動をするとか、そういうたぐいではないけれど、
人間にとって一番大切な「笑うこと」が前面に出ていて、
それは作者のサトシンさんにしてみたら、単純であり、でも人として大切なものに気づいてもらいたい、
というような深い意味もあるのだと、思います。
ご本人がとにかく明るくおもしろいから、そういうものになってしまうのでしょうね！

笑うって言うのは、安心していたり、安全だったり、そういう環境でないとできないのかもしれません。
また逆に、不安な時に、こういう面白い本を読んで笑うことで、
安心な気持ちになれたりリラックスできることもあるかもしれません。

講演の中で聞いたのですが、
東日本大震災後に、サトシンさんの絵本が、東北でよく売れているそうです。
不安で沈みがちな子どもたちに、笑顔を与えたいから、と、買われていくそうです。

元気にならなくちゃいけないから励まされるものを、
というような理屈のあるようなものよりも、
単純に、面白いから笑っちゃう！という方が子供たちだけでなく大人も、
すごく気持ちが楽になれるのでしょうね。

講演は親子連れ歓迎のものでした。
こういうホールで、大人のお話を聞くものなのに、子供があんなに多くいたのは初めてかも。
でも、サトシンさんの話術がほんと面白く、
大人も子供も惹きつけられて、会場内が大笑いできました！
また、子どもとも自然と会話されて、マイクを向けられた子どもも緊張せずに子どもらしさを全開にして
それがまた面白くなっていく様子に、ほんと、楽しめました。
そう、おてて絵本を会場のお子さんにも実際に即興でやってもらったんです。
子供の想像力って、ほんと、すごいものがありますよね！！

講演後は絵本の販売とサインも書いてもらえていました。イラスト付き！
１人１人とちゃんとおしゃべりしてくださる、とても気さくな方！！（なので結構時間かかっていたけど(^_^;)）
私は「さんぽのき」という、ＣＤ付きの絵本を購入しましたが、
用事があったため早く帰ってしまい、サインも写真も（最後、スタッフと集合写真を撮っていた！）もらえずじまい。
残念。
でもface bookでその旨書きこんだら、お返事くださいました♪

ということで、ほんと、素敵な講演会でした。
是非また島田に来てほしいです。
ご来場くださった皆さんもありがとうございました！！